京都で入院されている患者さんとそのご家族が一緒に宿泊できる施設をご紹介します。
JHHH(ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス)ネットワークに属している<京都ファミリーハウス>です。
JHHHは、高度医療を受けるために自宅を離れて病院に来ている子どもとその家族のための滞在施設です。
病院の近くで「我が家」と同じように安心して過ごし治療に専念できるよう、全国で約130施設がそれぞれ独立した団体によって運営されています。
別記事でご紹介した施設、「京都ぶどうの家」と使用条件などはほぼ同じなのですが、こちらはアパート1部屋分をまるまる借りて宿泊するタイプです。
家電やキッチン、寝具など生活するのには充分な物が揃っており、ホテルなどよりくつろいで過ごすことができます。
京都ファミリーハウスは3施設(各施設の場所は別々です。)
ファミリールーム 「TOMMY」8部屋:
京都市左京区上阿達町 東一条通り 京都大学東一条館のそば
ファミリールーム「うらら」1部屋:
京都市中京区御幸町通御池上ル 京都市役所のそば
ファミリールーム「アンカー」1部屋:
京都市上京区真如堂前町 京都御所のそば
各部屋の写真等はファミリーハウスHPでご確認ください。
誰が利用できるの?利用料金は?
京都に入院されている患者さんとそのご家族が対象です。
1日~1カ月の利用が可能で、場合によっては最大3ヶ月まで延長できます。
料金は1人1泊1,500円、2人目からは1泊1,000円で、少ない負担で滞在できるようになっています。
リネン・洗濯代として別途864円(税込)が必要です。
予約方法は?
入院の予定が決まったら、予約を受け付けてくれます。
ホームページでも予約状況は確認できますが、急な退院やキャンセルが反映されていない事があるので、電話でのお問合せがお勧めです。
お問い合わせ電話番号(3施設共通):
090-5309-4351
OMUSUBIスタッフがこちらを知ったきっかけ
子どもが京都府立医科大学附属病院に入院していた時、病院で紹介してもらいました。
私の場合、電話で利用可能かどうか問い合わせたところ、満室で実際には利用することは出来ませんでしたが…。
この記事を掲載するにあたり、あらためてファミリーハウスの方と電話で色々とお話ししました。
とても優しく明るい声の対応で、病気と闘っている患者さんとご家族の事をよく考えてくれていて、安心できます。
運営は全て地元のボランティアさんがされているそうです。
- Share
- Tweet