今、介護などの現場で話題の「デリソフター」。通常の食事メニューの見た目をそのまま保ちながら、歯ぐきや舌でつぶせる「やわらか食」が作れるケア家電です。高齢者だけでなく、病気やケガで食べる力が弱っている人とその家族にも好評ということなので、ご紹介します。
咀嚼(そしゃく)=噛むことや嚥下(えんげ)=飲み込むことに不便がある場合、通常は食べ物を細かく刻んだりミキサーにかけたりして飲み込みやすくしますが、それでは見た目がくずれてしまって食欲も湧きませんよね。
このデリソフターは、専用のカッターで隠し包丁のように食材の繊維を切り、圧力鍋の力で食品をやわらかくします。見た目は普通の食事とほぼ同じなのに、ポテトチップや海苔で切れるほど肉などがやわらかくなっているので、多くの利用者が、食欲も増し食事を楽しめるようになったといいます。
購入したお惣菜や冷凍食品もやわらかくできるので、メニューのバリエーションも広がり、調理する人の負担もずいぶんと軽くなりそうです。
レンタルでお試しもできる!
デリソフターを製造・販売している「ギフモ」社は2019年、大手家電メーカー・パナソニック社内のスタートアップ事業から始まりました。開発には、技術・コスト・安全面でパナソニックの力が大いにつぎ込まれています。
2022年には、専用カッターが食器洗浄機対応になりました。これはありがたい進化ですね。
購入は、ギフモ社の直営サイトからのみのようです。
https://gifmo-shop.com/ 1台¥59,400(税込み)2023年4月23日時点
なかなかのお値段ですし、購入の前にまずは試してみたい!という方にはレンタル制度もあるようです。
https://www.dmm.com/iroiro/detail/nr_04498a/ レンタル料金 14日間で5,000円(2023年4月23日時点)
上の2つのサイトや、以下にも利用者の声が挙がっていますので、興味を持たれた方は一度ご覧になってみてください。
https://gifmo.co.jp/delisofter/case
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