TVアニメ「はたらく細胞」が少し前に始まりましたね。
イケメン白血球、めちゃカワ少女の血小板ちゃんなど、体の臓器、細胞などをアニメキャラクターにして体の中の世界を描いた擬人化アニメで、深夜放送にもかかわらず結構な人気です。
小児科のドクターも見ている、という話をきいたので、ご覧になっている方も多いかもしれませんね。
そんな「はたらく細胞」が好きな方にもお勧め、我が家の愛蔵書「カラダはみんな生きている」を紹介したいと思います!
♪ぼーくらはみんなー、いーきているー♪ の歌みたいなタイトルですよね。
(ちなみにこの歌「手のひらを太陽に」の作詞は、子ども達に人気の「それいけ!アンパンマン」作者のやなせたかしさんです)
このマンガでは、私たちの内臓や細胞などが、みーんなせいいっぱい生きて働いてくれているから私たちは存在している、ということが、とてもわかりやすく描かれています。
マンガなのでわかるまでゆっくり読めますし、性格や働きも面白いほどにバッチリ人に例えてあるので、学校の理科の勉強では全く頭に頭に入ってこなかった人体の不思議が、スルスルと理解できて超オススメです!
内臓に ”ホレた” 現役女子大生が作者
ちなみにこの本の作者は現役女子大生(当時)です!
薬学部で人体について学ぶうちに、内臓にホレてしまった彼女が、体の中身を身近に感じてもっと興味を持ってほしい!との想いで、脚本家のお母様と一緒に作られたそうです。
というのも、実はこの女子大生、私の知り合いの姪っ子さんなのです。
我が家の娘っ子は、この本をいただいた時には小学生だったのですが、繰り広げられるマンガ体内ワールドにすっかりハマってしまい、漢字にフリガナがついていないにもかかわらず、愛読書にしていました。
学校の「理科」の教科書の人体図は、「キモい」と目を背けるのに、内臓や細胞の働きにはめっちゃ詳しいので、笑ってしまいます。
なので、まだ小学生のお子さんにも読んでいただけると思います!
「もったいない」おばちゃんの腎臓さんなど ~個性豊かなキャラクターたち~
そんな「カラダはみんな生きている」の登場人物・・・じゃなかった、登場キャラクターをいくつかご紹介!
双子の腎臓おばちゃんは血液中の老廃物や水分をろ過して、まだ使えるものは体に戻してくれます。
位置的に左右の副腎くんを負ぶっています。なぜか関西弁…
「脳さま」は、身体の働きすべてをコントロールする、スーパーコンピューター。王様になぞらえています。
「肺」は漢字をへんとつくりに分けて「月子と市子」という双子に、そして外界から体内への入り口という意味合いを込めて受付嬢に。
ところが…
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タバコの煙で汚れてくると、ガングロのグレ嬢になって、言葉遣いも働きも荒れます…
「骨髄母さん」は血液や免疫細胞などを産んだり育てたりするのでこの名前に。
臓器や細胞の働き、役割、個性などをピッタリなキャラクターに据えていて、とてもユニークです!
心臓のトラブル、太る仕組み、インフルエンザVS免疫軍などなど、カラダのしくみを4コマ漫画でつづる「カラダはみんな生きている」。
大人も子どももこれを読めば、自分のカラダの働きのすばらしさを実感し、臓器や血管、免疫軍団などのすべてを愛おしく思えるはず!
OMUSUBIスタッフ一家のおすすめマンガ
「カラダはみんな生きている」
藤原サヤカ・サヨコ作
監修:千葉科学大学
祥伝社 http://www.shodensha.co.jp/karadaraka/
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